ナポレオンに影響を与えた本「君主論」読んでみた!

読書
ナポレオンを知っていますか??

皆さんは教科書で一度は耳にしたことがあるかと思います。

さて、あなたはナポレオンにどんな印象をお持ちでしょうか?
「英雄」「革命家」「策略家」…いろいろな印象をお持ちでしょう。

ここではナポレオンについては省略しますが、簡単に言うと「島で生まれ、なんの地位もないところから皇帝になり、最後は島に流され、亡くなった」方です。

そんな無名から皇帝になったナポレオンですが、彼に強く影響を与えた本があるのはご存じでしょうか?

それは「君主論」

「君主論」では、君主というものがどういった行動、思考をしているかをまとめた本であり、その本が彼に大きな影響を与えたのは、皇帝になるまでの行動と一致しています。

今回はそんな皇帝を生んだ本を紹介していきます!

リンクも張っておくので、気になる方はご購入してみてください!

君主論 (講談社学術文庫) | マキアヴェリ, 佐々木 毅 |本 | 通販 | Amazon

君主になることに必要なことは何か?

結論から言うと、「どれだけ悪を実行できるか」です。

「え、どゆこと?」と思われる方もいるかもしれません。

君主は優しく、罪を犯した人をただ単に許す、そんな聖人ではだめなのです。

必要な時に必要な分だけ悪を実行することが君主というものなのです。

つまり、メリハリのある人が上に立つ人間になれるということです。

聖人も、もちろん君主になれる資質が十分にあると思います。しかしそれは理想論。

現実は、人間はめんどくさがり屋で、上の人間が優しいからとつけあがる連中がいるのはこれもまた事実です。あなたの周りの人間と照らし合わせてみるとわかるかと思います。

つまり、現実を見て判断して行動するならば、悪を実行しなければならないということです。
理想も大事ですが、現実をみましょう。

どんな時でも頼れるのは自分自身のみ

あなたがもし他人の力で上に立とうとするのならそれは間違いです。

いくら頼れる人でも、いつ裏切られるのかがわからないのが「人間」というものです。

そんな移り変わりやすい他人の力に頼って上に立つのは、泥の上で立つようなもの。

まずやるべきことは自分を高めること。能力もしかり、運も高める必要があります。

もちろん時には他人の力も必要になりますが、それをあてにして、大きな信頼を寄せていては、いつまでも他人はあなたを操ろうとするでしょう。

では他人を切って成功すればよいのでしょうか?

半分正解、半分不正解です。

ならどうすればいいか…

他人をうまく利用すればよいのです。

あなたは人を利用する人間にならないといけません。そのためには心理学などを熟知していれば、人の心を操りやすいことでしょう。

忘れてほしくないのは、仲良しこよしではいつまでたってもあなたが描く人間にはなれません。
もう一度自分を見つめなおし、なぜ上に立つ人間になりたいのか、どんな地位になりたいのか、これらがあなたの根幹を作ります。

ぜひもう一度見直してみましょう。

中立の意見を保つな

多くの場合、中立の意見を保つと身を破滅します。

ではどうするのか?

思慮深さを持ち、トラブルの性質をよく見抜いて、より害の少ない選択をすること。

生きている限り、意見が二つに割れることが多いと思います。

ここで多いのが、どっちでもよいという意見です。

自分の意見を持たず、流れで意見を任せる人があまりにも多いです。

特に日本人はその傾向が強いです。

会社でも自分の意見を述べず、なぁなぁな意見で妥協する場合、上司、または上層部はどう思うでしょうか?

特にあなたに目を向けません。

そこでしっかり自分を持ち、他人に自分をアピールしていきましょう。

もちろん、対立も起こると思いますが、自分の考えを発信することは忘れないようにしましょう。

まとめ

今一度あなたに問います。

あなたは将来どうなりたいのか?
どうありたいのか?

自分の実力ではなく、おこぼれで高い地位についているのか?

はたまた、自分から危険に飛び込み、周りから勧められ、認められて、高い地位についているのか?

かのナポレオンはどんな考えで、どんな行動をとって、どうなったのか?

上司にこびげつらって皇帝になったのか?

それは違います。

今一度どうありたいか、どうなりたいのかを自分に問うべき時だと思います。

それが決まれば後は簡単…

なすべきことをなす

です。

皆さんが自分が思い描く「英雄」になることを願ってこの記事を終わりにします。

ではまた…

 

 

 

 

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